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生活習慣病予防 / 2019.10.28

シンプルライフで免疫力を勝ち取りましょう



風邪やインフルエンザが既に流行している今。たとえ新型インフルにかかっても、重症化しないためにやれることからコツコツと!今すぐ“身体内ボディビルディング”を始めましょう!

【免疫力とは】
簡単に言えば“異物”から身を守る力のことで、体に入り込んだ細菌やウィルス、体内で発生したがん細胞などの異物を排除・退治する、本来人間が持っている、自分で自分を守る力のことです。
免疫力が強いと、風邪やインフルエンザ、生活習慣病、がん等を予防することに繋がります。

【免疫力を決定するもの】
書籍『免疫革命』でお馴染みの安保教授によれば“白血球の数と活性度合い”によるそうですが、病院で検査でもして数値化しなければ目で見ることは出来ません。
具体的に何をすればよいのかを挙げていきましょう。

【免疫力をあげる】
とは言っても、実は真新しいものは何一つ無く、

“運動と睡眠と食生活を改善すること・ストレスを溜めないこと”

ぐらいで、特効薬的なものはありません。
『赤ちゃんの進化学』という本の中で西原医学博士は次の三つを“生き方の基本”と表現しています。

“呼吸する・食べる・眠る”

実にシンプルですね。
生き方の基本動作三つの見直しと、適度な運動・ストレスを溜めないこと を加えればほぼ完璧です。
赤ちゃんの頃からコツコツと身に馴染ませてきた基本動作、“呼吸する・食べる・眠る”によって人の細胞は常に死滅と新生を繰り返し、毎日生まれ変わっています。
この循環サイクルをスムースに行なえる環境作りが、そのまま免疫力アップに繋がります。


1.呼吸
呼吸法は多く存在しますが、ここではシンプルに一つだけ。すぐに実行出来る事をご紹介します。
「鼻で呼吸すること」
花粉症の回でも述べましたので詳細は割愛しますが、口呼吸をやめて鼻呼吸にするだけで免疫力は上がり、風邪を引きにくくなります。 肺胞内のマクロファージ(免疫機能の役割を担っている白血球)に余計な仕事を与えない、という意味で喫煙を控えるというのも良いです。
2.食べる
体は摂取した食物によって日々増改築を行なっています。建物を建てるための建材が粗悪なものだったら、建物の劣化が早まるのは分かりますね。食事が免疫力を大きく左右するというのも理屈は同じ。偏りのないバランスの良い食事を、出来れば安全な食材で、と心掛けることが大切です。
また、アルコールとその代謝産物は免疫力を弱めるというデータがあります。常習せずに休肝日をしっかり作る事が大事です。

3.眠る
良質な睡眠をとることも体にとって大切なのは言うまでもありませんね。
睡眠中に体のダメージを修復する成長ホルモンの分泌が盛んになる時間帯があることはよく知られています。また、断眠実験(眠らないようにしたらどうなるかという実験)で免疫細胞(好中球)の活性が低下することも明らかになっています。さらに20分程度の昼寝でも、活性酸素を減少させるメラトニンが増加すると言われています。
デキる人は昼寝をします。積極的に昼寝しましょう。

4.体温を上げる
体温が1℃下がると免疫力は37%下がるといい、逆に1℃上がると60%上がるといわれています。冷たい体は免疫細胞の活性を下げ、体内の酵素も働きにくくなります。
また体温が1℃下がると腸管内の悪玉菌の増殖も招き、さまざまな病気を誘発します。
筋肉は“産熱”という大事な役割を担っている器官です。簡単な有酸素運動(ウォーキングなど)で筋肉を刺激しましょう。

5.その他
“とにかく笑え!”
笑いによる脳への刺激が神経ペプチドという免疫機能活性化ホルモンの分泌が盛んになることが分かっています。作り笑いでも同様の作用があるそうです。

“抗生物質の安易な乱用を避ける”
人類は抗生物質によって多くの恩恵を受けてきましたが、耐性菌の出現や、腸管内の善玉菌まで滅菌してしまうという問題もあります。 特に最近は腸管免疫系といって、腸内環境が人体内で最大の免疫系であることが分かってきました。腸内環境の善し悪しは、生き方の基本動作“食べる”にも通じますね。


イロイロ小難しそうに並べてしまいましたが、難しくないです。どれも今日から始められることばかり。始めたモン勝ちです。 無駄を取っ払ったシンプルライフで免疫力を勝ち取りましょう!